レインシューズにぴったり!海洋プラ原料の防水シューズ「VIA」

「雨靴」って、子どもの頃を思い出してしまいますが、いやいや大人になっても必要です! お気に入りのシューズに防水スプレーをかけても、その効果は限定的。とはいえ、いかめしい登山シューズはカジュアル使いではシーンを選ぶもの。カジュアルなレインシューズは雨が多い梅雨の時期には必須のアイテムになりつつありますが、意外とその選択肢は少ないのではないでしょうか。

梅雨がある日本にこそニーズがあるカジュアルなレインシューズ。今回取り上げるのは、クラウドファンディングサイト「Kickstarters」でファンディングをしている「VIA」というプロジェクトです。

さまざまなシーンで活用できる100%防水

100%防水が最大の魅力のシューズ「VIA」は、アメリカ発のクラウドファンディングプロジェクトですでに目標額を達成しています。2019年8月に初回の製品発送を予定しているので、世界中の出資者たちはシューズが届くのを心待ちにしているところではないでしょうか。

ドイツの認証機関からも保証されているその防水性能は、目をみはるものがあります。動画で分かるように、長時間水に浸けていても、まったく靴の中に水が侵入しません。ニット状に見えるルックですが、その下の層には、ナノテクノロジーを駆使した防水膜があり、それが靴の内部に水を浸み込ませません。

雨の日のアウトドアや、小川のトレッキングやフィッシングなど、活用できるシーンはさまざまです。でも、なによりもの魅力は、一般的なアウトドアシューズに比べて、デザインがカジュアルなこと。アウトドア文化が日本よりも一般的なアメリカのプロダクトということもあり、アウトドアシーンでの活躍が強調されていますが、雨の多い日本での普段使いでこそ、本領を発揮するのでないでしょうか。カジュアルなレインシューズもいろいろと発売されていますが、好みやファッションを選ぶブーツ型、ラバー製トゥのデザインが目立つものが多いなか、このVIAの見るからに軽やかなデザインは良いですよね。

海洋プラスチックを原料にしたPET素材

VIAの表面を構成しているニットのように編まれたPET素材は、海洋プラスチックを原料としています。一足あたり30gの海洋プラスチックのリサイクルに貢献することになるそうです。

このシューズを開発しているのは、ワシントンD.C.から南に下ったバージニア州シャーロッツビルにある「VIA Design Lab」。VIAの着想を得たのは、2018年にデンバーで行われたアウトドア商品展示会だったと。展示会は、海洋プラスチックから作られたブレスレットを販売する「Clean the Ocean」を支援していて、そのプロジェクトに感銘を受け、新しい形の海洋環境保全に取り組むことを決めたそうです。

毎年24億足以上が消費されているアメリカの靴市場。そのソールを海洋プラスチックで製造することができれば、とても大きなリサイクルを生み出すことができることに着目した彼らは、海洋プラスチックとナノテクノロジーと組み合わせたプロダクトを開発しました。それがVIAです。

防水だけじゃない!高機能&スタイリッシュなオールマイティ

エコフレンドリーであることは製品の大切な価値ですが、それだけでは少し物足りないかもしれません。VIAの機能性には驚かされます。100%防水だけではなく、高い通気性、抗菌、滑りにくいアウトソール。汚れにくく清潔。軽いため、普段使いやヘビーなトレッキングだけでなく、ランニングもOK。ねじれやひねりへの耐久性も高く、負荷がかかりやすいつま先は防水膜が強化されています。かかと側がたためるようになっていて、ハイカットとローカットのふたつのスタイルを楽しめるのも個性的。

ひねりや通常使用の耐久性はかなり高いとうたっていますが、刃物などの鋭利なものに対しては強くないそう。川歩きやトレッキングでの岩などには注意した方がよいかもしれませんね。

海洋プラスチックをリサイクルした製品はどんどん増えています。リサイクルプロダクトの市場が充実していくなかで、エコなだけでなく、既存の大量生産品を上回る機能性やクリエイティビティをもつ製品がどんどん現れています。「リサイクル素材を使っているのは当たり前」な世の中が少しずつ近づいてきているのかもしれません。

VIA (Kickstarters)

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