どれをリサイクルしていいか分からない!そんな悩みをInstagramで解決!

どれがリサイクルできて、どれがリサイクルできない? 悩みがちなゴミ出し判断。そんなお悩みを解決するべく、アメリカでInstagramの新しいキャンペーンが始まっています!

ハッシュタグ投稿でリサイクル可能かどうか教えてくれる「#NotTrash」キャンペーン

ネスレ社傘下のナチュラルウォーターメーカーであるPoland Spring®社が、非営利団体The Recycling Partnershipと組み、「#NotTrash」キャンペーンをInstagramで実施しています。

このキャンペーンは、#NotTrashというハッシュタグと@PolandSpringWtr.というメンションをつけて、モノの写真を質問とともに投稿をするか、ストーリーズをアップすると、Poland SpringとThe Recycling Partnershipが返信で教えてくれるというもの。

要は、Instagramを使ったリサイクル・ホットラインともいうべきキャンペーン。なんだか新しいInstagramの使い方を示してくれているよう……!

でも、少しうまくいっていないみたい……

#nottrash on Intragram

でも、気になるのは、ハッシュタグだけではなくて、メンションを含まないといけないことや、質問も書き添えないといけない点。結構な手間がかかるし、ルールとしても覚えづらくてややこしい。

そして、何よりも致命的なのは、#NotTrashというハッシュタグが以前から存在していること。8月から始まったキャンペーンで、まだ十分に活用されていないとはいえ、#NotTrashで検索してみると、関係ない投稿であふれています。

せっかくSNSを使うのであれば、返信内容を含めて、知見が共有されるとよいですよね。しかし、既存ハッシュタグだから、関係のない投稿が混じってきて、ハッシュタグフォローする意味もあまりありません。他のリサイクル例を見たくても見られないわけです。

そもそもゴミの写真を自分のタイムラインにアップするのも抵抗があるかもしれません。ストーリーズに投稿して返信をもらっても、せっかくの助言は共有されず、個人の記憶にはなれど、公開されずに消えていってしまいます。

おもしろい試みなのに、なぜか企画の詰めが甘い感じが……。実際に、このホットライン・キャンペーンには懐疑的な声も上がっているようです。親会社であるネスレ社は、そういった批判に対し、リサイクルに関心向上やユーザーから届くプラスチックボトルに関する混乱へ答えるためのキャンペーンだと表明しています。

Poland Springは、このキャンペーンにかなり入れ込んでいます。というのも、Poland SpringはThe Recycling Partnershipに15万ドルという多額の寄付をし、さらに全米規模のプロモーションと投稿数に応じたインセンティブまで出資して、このキャンペーンが実現しています。簡単に引き下がれないのも理解はできますが、良いキャンペーンなのに、工夫の足りなさで活用しきれていないのはもったいないですよね。

正しい分別はリサイクルの最初の砦

Photo by Jilbert Ebrahimi on Unsplash

しかし、このキャンペーンの着眼点はとても重要です。ゴミ出しのときに「あれ、これって分別するものだっけ?」と迷うことがあります。日本では、自治体によってゴミ捨てのルールが異なり、地域によっては分別規則が非常に細かいこともあります。

家庭ゴミが正しく分別できているかは、ゴミ処理において、非常に重要です。アメリカで問題になっているのが、「Recycling contamination(リサイクル汚染)」と呼ばれる現象。つまり、リサイクルできないものをリサイクル可能なゴミに混ぜて廃棄してしまうことです。家庭の分別意識は、行政も手が届かないリサイクルの最重要フェーズとも言えます。

リサイクルできるのか判断できないときに、SNSで誰かに聞けるとしたら、とても便利ですよね。個性的なハッシュタグであれば、もっと反響があったのではと思われる今回のキャンペーン。日本でも同様のキャンペーンが展開されるかもしれませんね!

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